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理念・基本方針

理事長ごあいさつ

医療法人正観会が御野場の地に開設されてから40有余年。地域住民の皆様、そして近隣の医療機関及び介護施設のご支援により当法人は着実に発展し、現在では地域に密着した医療・介護・福祉を提供できる施設に成長しました。

我が国では人口が減少し、高齢者の比率が上昇する時代を迎えています。この現象は秋田県でより顕著に進行していることは全国的に知られているところであり、県の医療行政と医療機関が高齢化の時代にどのような対応をしていくのか注目されています。

御野場病院は、機能の異なる複数の病棟で構成されています。急性期病院での治療が終了し、社会・家庭復帰のためにリハビリが必要な患者さんを受入れる回復期リハビリ病棟(45床)、脳卒中や神経難病などで長期に亘る入院が必要な患者さんのための療養病棟(64床)、そして自宅あるいは施設で療養されている患者さんの病状が悪化した時にすぐに入院できるようにここ数年をかけて配置した地域包括ケア病棟(42床)の計151床で構成され、高齢化の時代に対応すべく病床を転換してきました。当院は、さまざまな障害を持った患者さんへのリハビリに力をいれてきましたが、令和元年8月から歯科診療部門を新設し、歯科医と歯科衛生士による口腔ケアと嚥下訓練に力を注いでいます。徹底した口腔ケアにより誤嚥性肺炎を予防できることは広く知られているところですが、歯科治療により肺炎以外の多くの病気を予防できることも明らかになっています。人生の最終段階を迎えても、口から食事を摂り、自ら移動できることを目指して、複数の職種で支援できるチーム体制を整えていきたいと考えています。

当院退院後は、必要度に応じて当医療法人の在宅医療と介護サービスを利用することができます。訪問診療・訪問歯科診療・訪問看護・訪問リハビリ・訪問介護・訪問栄養指導・通所リハビリ・デイサービスを提供しており、入院から在宅医療・介護まで、切れ目なく同じ法人のスタッフが在宅での医療と介護を提供できる体制を整えています。

一方、外来の機能として、内科・神経内科・リハビリ科・歯科の外来診療を行っています。内科・神経内科・リハビリ科は総合内科としての機能を併せ持ち、認知症、神経難病、脳卒中後遺症といった高齢者の神経疾患の診療にも力を入れています。診療にとどまらず、患者さんに適した介護・福祉に関する情報を提供できるようにスタッフを配置し、外来受診時に相談できる体制を整えています。

当法人は時代の要請に応える形で医療と介護サービスを発展させてきました。高齢化により通院が困難となる患者さんは今後さらに増加するでしょう。今後も在宅での医療・介護・福祉に力を注ぎ、病状が悪化した時は円滑に入院できる体制を作り上げ、きめ細かな対応のできる医療法人に成長したいと考えております。

令和元年10月

理事長 皆河 崇志